電気回路技術の土台を学ぶ

電気電子系エンジニアが実際に設計を行うときには、これまで社内で使われてきた回路図面を元にして、部分的な修正追加によって最終的な図面を作成することがほとんどです。しかし、実装の段階でうまく動作しないことがままあります。それは、基本的な電気電子回路の基礎知識をしっかりと持っていないと、思わぬミスをすることがあるからです。そんなことがないように、このコースでは、基本に立ち返って、電気回路の基礎を再確認してください。
本コースでは、直流回路、交流回路、ノイズ、電気安全といった4分野を効率よく学習していただきます。自分の電気回路技術の土台を一層堅固なものにしてください。
| 対象者 | 電気回路の基礎をしっかりと固めたい方。 | ||
|---|---|---|---|
| 学習目標 | 簡単な電気回路を自分で設計、計算できるようになる。 | ||
| ダウンロード テキスト  | 
なし | ||
| 動作環境 | 【PC動作環境】 ・OS:Windows7~8.1 ・ブラウザ:Internet Explorer 8~11以上/Chrome最新版 ・画面解像度:1024×768ピクセル以上 ・プラグイン:Adobe Flash Player(最新版推奨)  | 
||
カリキュラム
| 章・節 | レッスンタイトル | 
|---|---|
| 第1章 | 直流回路(電圧,電流,抵抗,コンデンサ,コイル) | 
| 1 |  ■電気の基礎(抵抗の性質) ・電圧と計測 ・電流と計測 ・抵抗と計測 ・オームの法則  | 
| 2 | ■直流回路網の諸定理(並列・直列接続) ・直列接続 ・並列接続 ・直列と並列の合成抵抗 ・ブリッジ回路  | 
| 3 | ■静電気の基礎(コンデンサの性質) ・コンデンサの性質、種類 ・容量(C=εS/d) ・並列接続 ・直列接続  | 
| 4 | ■磁気の基礎(磁界と磁気力) ・磁性体 ・インダクタンス ・電磁誘導 ・フレミングの左手の法則  | 
| 第2章 | 交流回路(正弦波,共振回路,三相交流,過渡現象) | 
| 1 |   ■正弦波交流と回路素子の働き(正弦波交流の基本) ・正弦波 ・周期と周波数 ・電圧と電流 ・有効電力  | 
| 2 | ■RLC交流回路網(直列共振回路) ・共振回路 ・Q値 ・共振回路の式 ・共振回路数値計算  | 
| 3 | ■三相交流回路(三相交流の計算) ・三相交流(デルタ) ・三相交流数値計算(デルタ) ・三相交流(スター) ・三相交流数値計算(スター)  | 
| 4 | ■過渡現象(過渡現象の計算) ・CR過渡現象 ・CR過渡現象数値計算 ・LR過渡現象 ・LR過渡現象数値計算  | 
| 第3章 | ノイズ(ノイズの種類とその対策) | 
| 1 |  ■ノイズとは(SN比) ・ノイズと信号 ・S/N比 ・ノイズシミュレータ ・ノイズ測定  | 
| 2 | ■内部雑音とノイズ対策(雑音の種類) ・雑音の種類 ・コンデンサによる対策 ・シールド板による対策 ・フィルタ回路による対策  | 
| 3 | ■電源部およびケーブルでの雑音対策(ツイストペア) ・バスライン ・ラインフィルタ ・ツイストペア ・シールド線  | 
| 4 | ■発生側での雑音対策(ノイズの原因) ・機械的接点 ・熱雑音 ・入出力信号 ・アース  | 
| 第4章 | 電気安全(電気と人間とのかかわり) | 
| 1 |   ■生体と電気(感電) ・感電 ・検電器、テスタ ・生体の電気抵抗 ・安全対策(線の色別、安全靴)  | 
| 2 | ■生体と電磁波(電磁波の種類) ・電磁波の種類 ・生体と電磁波 ・電磁波の遮蔽 ・電磁波の応用  | 
| 3 | ■電気安全規格および法律(法規) ・国内電気安全の規格名称 ・国内電気安全の規格内容 ・海外電気安全の規格名称 ・海外電気安全の規格内容  | 
| 4 | ■ 電気安全装置(表示灯、他) ・表示灯 ・警報装置 ・ヒューズ ・ブレーカ  | 
サービスに関する料金やご利用方法のご相談など、専門のスタッフがご対応させていただきます。
ご不明な点がございましたら、まずはお気軽にお問い合わせください。
ご不明な点がございましたら、まずはお気軽にお問い合わせください。




